page.title=Android SDK のインストール @jd:body
このページでは、Android SDK をインストールして、開発環境を設定する方法について説明します。SDK をまだダウンロードしていない場合は、[ダウンロード] ページからダウンロードしてください。SDK をダウンロードした後に、このページの手順を行ってください。
インストール中に問題が発生した場合は、このページの下部にあるインストールに関する注意事項を参照してください。
SDK の以前のバージョンを使用してアプリケーションを既に開発している場合は、このページの代わりに、SDK のアップグレード をご覧ください。
インストールを始める前に、開発用マシンがシステム要件を満たしていることを確認してください。
Eclipse 環境に Android Development Tools(ADT)プラグインを組み込んだ開発環境は、Android 向け開発の初心者に最適です。プラグインを利用する場合は、コンピュータに Eclipse の適切なバージョン(3.3 以降)がインストールされていることを確認してください。Eclipse のインストールが必要な場合は、次の場所からダウンロードできます:
http://www.eclipse.org/downloads/
Eclipse の Java バージョンまたは RCP バージョンをおすすめします。
SDK のダウンロード後、お使いのマシンの適切な場所に .zip アーカイブを展開します。デフォルトでは、SDK ファイルは android_sdk_<platform>_<release>
ディレクトリに展開されます。このディレクトリには、ドキュメントのローカル コピー(ブラウザで documentation.html
を開くと参照できます)と、tools/
、add-ons/
、platforms/
などのサブディレクトリが含まれます。platforms/
のサブディレクトリ内には、プラットフォームの各バージョンに固有のコードのサンプルが含まれる samples/
があります。
システム上に展開した SDK ディレクトリの名前とパスをメモしておきましょう。Android プラグインの設定時や、SDK ツールの使用時にこの SDK ディレクトリを参照する必要があります。
SDK のプライマリディレクトリである tools
のパスを、システム PATH に追加することをおすすめします。tools/
プライマリディレクトリは、SDK フォルダのルートにあります。tools
をパスに追加すると、Android Debug Bridge(adb)やその他のコマンド ライン ツールを、ツールの格納されたディレクトの完全なパスを指定せずに実行できるようになります。
~/.bash_profile
ファイルまたは ~/.bashrc
ファイルを編集します。PATH 環境変数を設定している行を探し、その行に tools/
ディレクトリへの完全なパスを追加します。PATH を設定する行が無い場合は、次の行を追加します:export PATH=${PATH}:<your_sdk_dir>/tools
.bash_profile
のホーム ディレクトリの内から同じファイルを検索し、Linux と同じように設定します。マシン上にまだ .bash_profile
が無い場合は、ファイルを作成することができます。 tools/
ディレクトリへの完全なパスを追加します。 今後 SDK をアップグレードする際は、PATH の設定を更新することを忘れないでください。別のディレクトリに SDK を展開する場合は、その新しい場所を PATH に設定する必要があります。
Eclipse IDE を開発環境として使用する場合、Android Development Tools プラグインをインストールして Eclipse を設定する方法について、次のセクションの情報を参照してください。Eclipse を使用しない場合は、別の IDE を使用して Android アプリケーションを開発してから、SDK に含まれているツールを使用してコンパイル、デバッグ、配布を行うことができます(この場合は、次のステップに進んでください)。
Android では、Android Development Tools(ADT)という Eclipse IDE 用のカスタム プラグインを提供しています。このプラグインは、Android アプリケーションの構築を可能にするために設計された、強力な統合環境です。プラグインによって Eclipse の機能が拡張され、新しい Android プロジェクトの設定、アプリケーションの UI の作成、Android Framework API に基づくコンポーネントの追加、Android SDK ツールを使用したアプリケーションのデバッグが可能になります。さらに、アプリケーションを配布するための署名済み(または未署名)の APK のエクスポートも簡単にできるようになります。
一般的な Android 開発において、ADT を組み込んだ Eclipse の使用は強く推奨されており、Android 初心者に最も効率的な開発環境を提供します。(Eclipse 以外の IDE で作業する場合は、Eclipse や ADT をインストールする必要はありません。代わりに、SDK ツールを直接使用してアプリケーションを構築し、デバッグを行います)。
インストールの準備で説明した手順に従って Eclipse をインストールした後は、次の手順に従って操作して ADT プラグインをダウンロードし、それぞれの Eclipse 環境にインストールします。
Eclipse 3.3(Europa) | Eclipse 3.4(Ganymede) |
---|---|
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|
次に、Eclipse の設定を変更して、Android SDK ディレクトリを指すように変更します:
これで完了です。問題なく完了した場合は、Android アプリケーション開発を始める準備が整っています。開発を始めるヒントについては、次のステップのセクションをご覧ください。
上記の手順で、ADT プラグインのダウンロードに問題が生じた場合のヒントは次のとおりです:
http://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
それでも Eclipse を使用して ADT プラグインをリモート更新サイトとしてダウンロードできない場合は、ADT zip ファイルをローカル マシン上にダウンロードして、手動でインストールすることができます:
zip ファイルからインストールしたプラグインを後でアップデートする場合は、デフォルトのアップデート手順の代わりに、もう一度この手順どおりに操作する必要があります。
オプションの Eclipse コンポーネント(WST など)を必要とする ADT の機能があります。ADT のインストール時にエラーが発生した場合、お使いの Eclipse インストール環境にこうしたコンポーネントが含まれていない可能性があります。必要なコンポーネントを Eclipse インストール環境に簡単に追加する方法について詳しくは、トラブルシューティング トピック ADT インストールエラー: "requires plug-in org.eclipse.wst.sse.ui" をご覧ください。
Eclipse 用 ADT プラグインのインストール時に、次のエラーが発生する場合があります。
An error occurred during provisioning. Cannot connect to keystore. JKS
この場合、お使いの開発用マシンに適切な Java VM が搭載されていません。Sun Java 6 をインストールするとこの問題が解決し、ADT プラグインを再インストールすることができます。
インストールを完了すると、アプリケーションの開発を始める準備が整います。開発を始める方法をいくつか紹介します:
Android の詳細の学習
SDK の探索
サンプル コードの参照
<sdk>/platforms/<platfrom>/samples
に収められている他のサンプル アプリケーションのいずれかを新しいプロジェクトとして作成し、自分の開発環境でコンパイルし、実行します。Android デベロッパー グループへのアクセス
apt-get:
を使用して ia32-libs
パッケージをインストールする必要があります:
apt-get install ia32-libs
apt-get install sun-java6-bin